【視覚支援】絵カードを効果的に使う・つくるコツをお伝えします!

経験談
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こんにちは!ドイ・チャンです!

絵カードや写真カードなど療育にいいと聞いたことはあるけども…。

「子どもがカードを全然見ない…。」

「いまいち効果を実感できない…。」

「カードを使うとカードなしの生活ができなくなるって聞いたけど…。本当?」

という悩みをもっている方はいらっしゃいませんか?

 

今回は療育現場での経験を活かした有効なカードの作り方、使い方を紹介します!

 

↓お子さんのことを支援者に詳しく伝えることができる 「サポートブック」の作り方を紹介しています!

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絵カードを有効活用するために…

絵カードとは?

絵カード、または写真カードと言われる支援グッズのひとつです。

今からすることや行く場所、スケージュールや手順などを絵や写真を使って見て分かりやすくするものです。

 

保育所の0・1・2歳児クラスでもよく使われています。

絵カードや写真カードを使うことで、こちらが伝えたいことをパッと見て理解してもらうことができ、また途中で「なんだったっけ?」という時にも自分で確認することができるので、安心して過ごすことができます。

 

私も保育所や支援センターの時には子ども達の目線の高さのところに貼ったり、持ち運びできるサイズで作って作ったりしていました♪

絵カードや写真カードで作ったスケジュールの場所を決めておくことで、この場所に行ったら次に何するかが分かるようになり、毎朝来てすぐに確認しに行くお子さんが何人もいました^^

 

効果を感じにくいのはなぜ…? その理由!

いざ使ってみたけれど…。

全然子どもが見ない、うちの子にあってない?と思うこともあるかと思います。

 

カードを使うことでお子さんと意思の疎通ができたり、見通しをもつための手掛かりになります。

けれど、カードは魔法のアイテムではありません。

また「これが目に入らぬか!」と水戸黄門のようにカードを見せて従わせるものでもありません。

 

見てくれない、興味がないかも…。という時は、お子さんの興味・韓信のあるものから初めてみてください。

大人が伝えたいことだけをカードにすると、子どもは「そんな気分じゃない」「そもそも興味がない…」になりがちです。

 

子どもが好きなものをカードにして

「公園に行こうね(公園のカードを見せる)」

「どっちにする?(水遊びと好きなおもちゃの写真のカードを見せる)」

などのように使ってみると、カードの意味が分かり、カードを使うことで自分の要求や思いが伝えられるという実感に繋がります^^

カードの使い方が分かると「はい」「いいえ」のような質問にもカードを使うことができるようになってきます。

 

カードを使うとずっと使わないといけなくなる!?

カードを使うと、その後ずっとカードがないと生活できなくなるのでは?と心配される方もいらっしゃると思います。

私の個人的な意見ですが、今までにカードに固執してしまうお子さんはいませんでした。

 

というのも、カードを使ったコミュニケーションだけではなく、合わせて言葉や仕草(ジェスチャーなど)も一緒に使います。

言葉や仕草でのやりとりが身につくと、カードを使うよりも言葉や仕草で伝えたほうがすぐに伝わるし、簡単なので移行していくお子さんが多いです。

 

言葉や仕草でのやりとりができたらカードを使わないというよりも、上手く伝えきれないことやスケジュール、手順などはカードを使う、といった補助的な使い方ができるとより楽に生活が送れたり、コミュニケーションがとれたりするのかなと思います。

 

カードを作る時のコツを紹介!

コツ その1

カードを作る時は写真かイラスト、または文字が読める年齢なら文字カードでつくることができます。

 

写真 <   イラスト < 文字

右に行くほどイメージが抽象的になります。

なので、言葉でのやりとりがまだ難しい時期は実物に近い写真カードがおすすめです。

 

コツ その2

カードを作る時の背景は白にしましょう!

周りがごちゃごちゃしているとどこを見たらいいのかが分からなくなります。

背景をシンプルな白にすることで伝えたいことが明確になります。

 

また、カードの真ん中にメインの物を置いて、周りに余白をつくることも大切です。

余白をつくることでよりメインのものが強調されます。

 

コツ その3

カードの大きさはお子さんにもよりますが、初めてつくる場合はハガキサイズがおすすめです。

持ち運びするのであれば手のひらサイズが使いやすいです。

 

紙のままだとヨレてしまうので、必ずラミネートしましょう!

ラミネートすることで、穴あけパンチで穴を開けてリングで通して束ねて持ち運ぶことができます。

 

ラミネーターはA3サイズを持っておくと便利ですよ♪

 

↓こちらのラミネーターはお値段もお手頃で一台あると役立ちます!

 

おすすめの素材

無料で利用することができるおすすめの素材をご紹介します。

利用するにあたって、製作者さんへのリスペクトを忘れず!ルールを守り利用規約内での利用をお願いします^^

 

おすすめの素材はドロップレット・プロジェクトさんが作成されているシンボルカードです。

気持ちや行動を表現するカードが多いのが特徴です。

シンプルなイラストなので余計な情報がなく、イラストに注目しやすいです。

 

モノクロのシンボルイラストでおすすめなのはSILHOUETTE  ILLUSTさんです。

人物だけではなく、学校や建物、医療、飲食…など細かいカテゴリーがあります。

モノクロで見やすく、シンプルなデザインが素敵なイラストです。

 

フリーイラストのいらすとやさんもおすすめです。

手書きのようなポップなイラストが多く、細かいニュアンスのイラストもたくさんあります。

「いつ使うんやろう?」というイラストもあり、見ているだけでも楽しいですよ。笑

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は療育現場での経験を活かした有効なカードの作り方、使い方を紹介しました。

 

お子さんの好きなものからカードを使うことで、よりカードを効果的に使うことができますよ。

作成する時間がないという方はスマホなどで写真を見せてあげるだけでも十分な効果があります

保護者の方も無理なく、親子でハッピーに過ごせますように*

 

みなさまの参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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