【知っておくと安心!】初めて作る人向け サポートブックの作り方

経験談
スポンサーリンク

こんにちは!ドイ・チャンです!

みなさんはサポートブックをご存知でしょうか?

放課後デイサービスが一般的になってきた近頃では、実際に作られた方もいらっしゃるのかなと思います。

 

今回は知っておくと安心!初めての作る人向け サポートブックの作り方を紹介したいと思います。

実際に作った方のコメントもあわせてお伝えします!

参考にしてみてくださいね^^

 

↓「聞く力」「見る力」を育む スリーヒントクイズがおすすめです!

【スリーヒントクイズ幼児・小学生向け】全24問「どうぶつ・やさい編」
3つのキーワードからなにを言われているかを想像して楽しむ〈スリーヒントクイズ〉第二弾です!「どうぶつ・やさい」に関する問題をそれぞれ12問、併せて24問出題しています!簡単なキーワードを使っているので小さい子さんでも楽しむことができます。またアレンジ次第で小学生のお子さんも楽しめる内容になっていますので、ぜひご覧ください!
スポンサーリンク

サポートブックとは一体どんなもの?

サポートブックを作る目的

サポートブックとは、一体どんなものなのでしょうか?

その名の通り「サポート=支援」してくれる本です。

その子の性格や特徴、得意なことや苦手なこと

また、目に見えない「感覚」についても細かく知ってもらうことができる支援グッズのひとつです。

 

サポートブックの目的は一体どんなものでしょうか?

・支援者に向けて、子どもの行動やコミュニケーション、感覚などの特性とその対処法を、項目ごとにわかりやすくまとめたもの
・口頭では伝えきれない特性の多様さを文書にして伝える方法
・親の願いや希望を伝えるもの
・共通理解をもとにして(短期・長期の)支援を考えていく手がかりとなるもの

「家族が作る 自閉症サポートブック わが子の個性を学校や保育園に伝えるために」

 

どんな生育歴をたどり、どんな苦手さがあり、どんな支援が必要なのかを簡潔に分かりやすくまとめて伝えることができます。

簡潔に書くことで、忙しくて時間がない支援者にぱっと読んでもらうことができるのがサポートブックを作る一番の目的です。

 

また、面談や懇談前に事前に渡すことができるので、先に支援者に目を通してもらいやすく、ある程度の共通認識がある状態で話をすることができます!

 

サポートブックを使うタイミング

サポートブックを使うタイミングは主に環境が大きく変わる時が多いです。

具体的にお伝えしますね。

 

・保育所や幼稚園に入園する時
・小学校や中学校に入学する時
・一時的預かりや放課後デイサービスを利用する時
・保護者が急病で急に誰かに預けなくてはならない時

 

うまく言葉で伝えることができないお子さんだとより新しい場面では不安感が高まります。

 

特に、怪我や病気は予測できないため、いつも関わらない親戚の方や一時預かりの方にお任せすることになります。

 

そんな時にお子さんのことについてまとめたサポートブックが活躍してくれるということです^^

 

サポートブックを書く時のポイント!

支援者が知りたいことってどんなこと?

一番の目的は支援者がわが子のことを知ってもらい、具体的な支援をしてもらうことです。

 

なるべく具体的な支援ができる書き方を意識して書き出していきましょう。

 

例を挙げてみますね。

「突然の大きな音が苦手で泣き出します。」だと、突然大きな音が出ないように配慮してもらうことはできます。

しかし、大きな音が鳴ってしまい泣き出してしまった時は、お子さんも支援者も困ってしまいますよね。

 

なので、「突然な大きな音が苦手で泣き出くことがあります。もし、パニックが起きた時は、誰もいない静かな場所で見守ってください。次第に落ち着きます。この時、触ると余計に嫌がるので声掛けだけでお願いします。」まで書いておくと、支援者が変わっても同じサポートをすることができるというわけです。

 

また「感覚」は目に見えないので、「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」ごとに書いておきましょう。

各項目ごとに書いておくことで、目に見えない伝わりにくいところも配慮してもらうことができます。

支援者に理解してもらうことで不安感を減らしたり、無駄なパニックを起こさないようにしたりすることができますよ。

 

一気に作るのはなかなか大変!

サポートブックを作成するのは労力・時間がいりますが、一度作ってしまうと変わったところだけを書き直すだけでいいので、最初だけ本腰を入れて作りましょう!

 

そして、いざ作ろう!と書き出していくとピタッと書く手が止まると思います。

 

いつも見ているはずなのに、言葉にしてまとめようとすると「どこを書いたらいいの?」「どうだったけな…」と迷います。

それは保護者の方だけではなく、専門知識をもっている支援者も初めて作るときは『書きたくても書けない!』という状況になりやすいです。

 

そんな時は無理に書ききろうとせずに、一度寝かせてください

 

時間が空くと、ふといい言葉が思い浮かんだり、ごちゃごちゃになっていた言葉が整理されたりします。

 

また、集団での様子は家庭の様子と違います。

もし通っている場所があれば、相談・協力してもらうことでより内容のあるサポートブックを作ることができます!

 

経験者に聞く! おすすめの形式

実際に作った方からの意見も含めておすすめの形式を紹介します!

 

ノート形式にしてしまうと作り替えるにいちいち書き換えるのが面倒というのはよく耳にします。

ノートではなく、クリアポケットに一枚ずつ入れていくという方法がおすすめです。

 

小さいサイズだと読みにくく、他のものに紛れて無くなってしまいやすいです。

おすすめはA4サイズです!

比較的目につきやすい大きさで、無くなる危険性が少ないと言われています。

 

「はい・いいえ」で答えていくサポートブックもあるので、言葉にまとめるのが難しい内容は選択形式にしてみるのもひとつの方法です。

 

そして、サポートブックは個人情報満載の重要書類です。

支援者や関係機関の情報がたくさん載っています。

必ず、表紙に【個人情報の保護について】の注意事項を入れましょう!

 

おすすめ 書籍

私が支援センターに勤務していた時から参考にしている書籍です。

家族が作る 自閉症サポートブック わが子の個性を学校や保育園に伝えるために【編著:服部綾子 宮崎清美】

事例集・サポートブックの雛形もついているので、初めて作成する方でも安心して作ることができますよ^^

 

タイトルに「自閉症」とありますが、関係なくどのお子さんにでもサポートブックはあっていいと私は思います。

 

まだまだ自分の言葉では気持ちを伝えきれない年齢のお子さんがいるご家庭の方にも、必ず役に立ちます。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は知っておくと安心!初めて作る人向け サポートブックの作り方を紹介しました!

 

一気に作ろうとすると結構疲れてしまい、心が折れてしまいやすいので少しずつ作ってみてくださいね!

お子さんだけではなく、支援者や保護者の方も安心して過ごせることを願っています。

 

みなさまの参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

↓ちょっとした時間に楽しめる なぞなぞを紹介しています!

【なぞなぞ幼児・小学生向け】親子で楽しめる全50問 脳トレにもおすすめ
今回は「幼児・小学生向けのなぞなぞ 全50問」を紹介します。ちょっとした空き時間でも楽しむことができ、程よい難しさで分かると頭がスッキリ!としますよ。大人の方も脳トレとして楽しめますので、親子で一緒にやってみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました